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よく、膝が痛くて歩くのが辛いお婆ちゃんを見かけます。

整形外科で膝の水を抜いてもらいに行くって。

 

水を抜いても原因の部分が治っていなければ

また水溜まってしまいますけど・・・

 

なぜ、水が溜まるのでしょうか？

 

水が溜まった状態とは

関節内の関節液の量が異常に増えてしまった状態です。

 

関節液は関節がスムーズに動くのを助ける潤滑液です。

また、関節に栄養を与えたりしています。

 

関節液は滑膜という所で作られていて

新しい関節液を作りながら、古い関節液を吸収して

量のバランスを一定に保っています。

 

しかし、滑膜組織に炎症が起こると

関節液が過剰に分泌されます。

 

これが水が溜まった状態です。

 

そうすると

関節の内圧が上がったり

痛みのため筋肉の緊張から血行が悪くなり

関節内の異物の排泄が妨げられ

また滑膜を刺激して

さらに関節液を分泌するという

悪循環になってしまいます。

 

その悪循環から抜け出すには

しっかりした治療が大事です。

 

水だけ抜いていてもダメですよ！

 

 

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