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2017.07.04

★ 大腸がんの予防

《東京 渋谷駅から3分、新宿駅から7分の下北沢駅すぐ!》

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MASARUです。

 

 

またまた、
看護師長さんから北海道のお土産を頂きました☆

小顔矯正、ブライダルエステブログ5

言わずと知れた「じゃがピリカ」

これは「じゃがポックル」のキューブ版と言いましょうか、
「じゃがりこ」よりも“じゃがいも”感が強くて

美味しいですね♡

 

そして、「石狩ラーメン」「温」と「冷」を頂きました。
「あっさりなのにコクがある。」と書いてありますが、

本当にその通りで、
材料が卵しかなかったので、煮卵だけつくって、
素ラーメンで食べたのですが、

スープがあっさりサッパリで、
麺はしこしこしていて、非常に美味しかったです!

 

北海道は何でも美味しいですね♬

 

ごちそうささまでした(。-人-。)

 

 

 

 

さて、

先日、10年来、
家族同士で仲良くさせて頂いている
医学博士のK先生の講演にお招き頂き、
早速行ってまいりました。

 

終わってから、
先生と奥様、そして、
来場されていた先生のご友人のお身内の方(御二方)
と一緒にお茶をしてきたのですが、

 

※このお二方のお身内様は凄く有名な方でした( ̄□ ̄;)!!
名前は言えませんが、御一人は有名政治家さんの娘さんで、
もう一方は中学校の教科書に出ている教授の妹さん
(今もご健在の日本人で教科書に出ている方は、二人だけ)

 

 

御二人とも首コリ、肩こりがあり、
御一方は、右手に痺れまで出てしまい、

しびれていた時に、K先生に相談し、
ある方法(私がK先生に教えた方法)を試したら、
しびれが取れたそうで、ビックリされていました。

 

そんな話をしながら、
帰りには「また異文化交流会を開こう!」
という約束をして帰宅の途に就きました。

 

先生の周りには色々な方がいらっしゃるので、
異文化交流会は面白そうです。

 

 

さて、今回の講演というか、
講習会の内容は、

 

内視鏡で出来る大腸がんの治療と予防」について。

 

定員が130名という事で
かなり沢山の方が集まっていました。

 

今や2人に1人が癌になると言われている時代。
やはり予防は大事ですよね。

 

いくつか、
講演でのお話を、覚えている範囲で
共有させて頂きますね。

 

 

 

 

 

《腸内細菌》

腸内細菌とか乳酸菌って
最近よく耳にする様になりましたね。

 

この腸内細菌

1000種類もあり、
500〜1000兆個、

重さで言うと1〜1.5kgもあるそうです!

 

 

その中でも、

守ってくれる「善玉菌」
悪さをする「悪玉菌」
良さも悪さもしない「日和見菌」

があり、割合としては、

悪玉菌10%

善玉菌20%

日和見菌70%

という事で、悪玉菌と善玉菌の割合が
病気に関係すると言われています。

 

 

《小腸の役割》

腸には大腸、小腸と有りますが、
どちらが病気になりやすいか判りますか?

 

「大腸がん」というのはよく聞きますが、
「小腸がん」というのはあまり聞きませんよね。

実際には少ないけど有るには有るそうです。

 

大腸は便が溜まったり、
腸内細菌による有害物質に侵されやすいが、

小腸は免疫が強く、毒素処理能力が高くて、
粘膜の脱落が3日と早いため、「病気」が成立しにくいそうです。

 

小腸は消化された食事から、
栄養素と水分を分解、吸収する。

タンパク質 → アミノ酸
炭水化物 → ブドウ糖
脂質 → 脂肪酸

小腸の中の断面は絨毛と言って、
ヒダの様になっているのだが、

小顔矯正ブログ絨毛

食べた物を効率良く吸収する為に、
ヒダヒダになっている。

 

 

 

《水分の吸収》

1日で水分は10ℓも吸収されるそうで、

そのうち、
飲食物からは2ℓ、
唾液、胃液、胆汁、膵液などが8ℓ

そのうち小腸が8ℓ 吸収し、
残りの2ℓ が大腸へ行き、1.9ℓ が吸収され、

残りの0.1ℓがうんちになるそうです。

 

その「うんち」の内訳(笑)は、

水分80%、食べカス7%、
腸内細菌が7%、腸粘膜が7%だそうです。

水分と食べカスだけでは無いんですね。

 

 

 

《うんちの硬さ ブリストル分類》

突然ですが、
あなたのうんちの硬さは、硬いですか?軟らかいですか?

普通は、食べた物が24時間後に、
水分量が80%の段階で排泄されますが、

 

硬いうんちの方は、
普通便 → やや硬い便 → 硬い便 という順序で、
水分量が減って行き、約100時間で水分量が60%の状態で出てくるのが
いわゆるコロコロ便。

あまりお腹の中に溜めておくのは良くないですね。

 

逆に、
軟らかいうんちは、
普通便 → やや軟らかい便 → 泥状便 となり、
10時間で水分量が90% で出てくるのが「水様便」。

 

《うんちの色で診る、カラダの異常》

・血便 ・・・・大腸がん、ポリープ、腸炎、大腸憩室出血
(便に血が混ざっていたり、外も中も全体に血で赤くなっている場合)

・血便・・・・・痔核
(表面だけ血で覆われている場合)

・黒色便・・・・食道、胃、十二指腸の病気
(ヘモグロビンの酸化により、黒くなる)

・白色便・・・・重傷  急性肝炎、胆管閉鎖

 

《内視鏡の挿入時間》

先生は内視鏡のスペシャリストで、
国内でもトップクラスの数を熟しているそうですが、

挿入時間は3分台までが60%と非常に速いのが伺えます。

※抜くときは「6分かけた方が病変を見つけやすい」
という論文も発表されているそうです。

 

内視鏡の種類や、

ポリープの分類、切除の手順など、

内視鏡で診た画像や映像も色々と、
拝見させて頂いてきました。

ポリープ切除で大腸がんの死亡率が53%も低下したそうです。

 

 

《悪性疾患による死亡数(女性)》

以前はずっと「胃がん」だったそうですが、
2002年辺りから変わってきて、

今は、

1位「大腸がん」
2位「肺がん」
3位「胃がん」
4位「すい臓がん」
5位「乳がん」(かかるのは1位)
6位「肝臓がん」

 

《大腸がん死亡数》

男性も女性も、50過ぎるとイッキに増えてくる。
特に男性は、50過ぎから80歳手前まで増え続け、
女性も、50過ぎから80歳手前までは増えるが、
平均寿命もあるので、80手前からイッキに増えます。

 

《ステージごとの大腸がん5年生存率》

(早期がん)
ステージ0・・・・・・94%
ステージⅠ前半・・・・91.6%

(進行がん)
ステージⅠ中盤〜Ⅱ・・・84.8%
ステージⅢa・・・・・77.7%
ステージⅢb・・・・・60%
ステージⅣ・・・・・・18.8%

 

(検診で見つかった がん)
早期がん60% 進行がん40%

(症状で見つかった がん)
早期がん21% 進行がん79%

 

早期発見、早期治療の為にも
40過ぎたら検診を受けましょうとの事でした。

 

 

《内視鏡治療後》
治療後5.5年でがんや大きな腺腫が再発する頻度も、
色々あったのですが、要所を抑えると、

腺腫(10mm以下)・・・・2.56倍
腺腫(10mm以上)・・・・6.4倍

絨毛状腺腫・・・・・・・・・6.05倍
粘膜内がん・・・・・・・・・6.87倍

浸潤がん・・・・・・・・・・13.56倍

※1個癌ができれば2個目が出来やすいそうです。

 

他にも、
大腸がんに対する診療の実際と題して、

がんの進行度合いと治療や、
壁深達度とリンパ節転移や遠隔転移、
ステージによっての治療方針や、

大腸がんの手術では何をするのか?
開腹手術と腹腔鏡手術について
薬剤の組み合わせや化学療法について
殺細胞性薬剤の組み合わせなどの講習があり、
(機会があればまた書きますね)

 

2000年頃は12〜15ヶ月程度だったのが
5剤で生存期間が24〜30ヶ月に延び、

 

ここ10年で予後が2倍に延長したそうです。

 

 

皆さん一人ひとりが、
普段の生活を見直し、改め、

飲酒、喫煙される方は、
出来れば減らして行く事を心がけ、

毎日の食事にも気を付け、
適度な運動も行う様にしていきましょう。

 

 

 

人生は一回きりです。

定期的に検査を受ける事も心がけて下さいね。

 

 

 

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