第三者機関による実証結果 Demonstration Results
2020年10月

株式会社TFCラボにてバランス矯正による頭蓋骨矯正、骨盤矯正、小顔矯正効果検証試験が行われました。

試験番号

TL49-BT-0049

目的

バランス矯正を行うことにより身体への影響を頭部周囲、可動域、筋硬度、血流速度、顔幅、主観アンケートで評価することを目的とし、施術前と施術後の比較検討を行う。

対象

年齢30歳以上59歳以下の健常な日本人女性15名を対象とした。(平均年齢43歳(±7.1歳))

◎選択基準

①健常者(本試験における健常者とは、重篤な臓器障害や特定の疾病がなく、それらの関連する治療を受けていないもの及び何らかの薬物療法を受けていない者をいう。健常者に該当するか否かは、試験開始時本人の申告を基準とする。)

②身体に疲れ、首・肩・腰に違和感がある者

③全身を鏡で見て左右が非対称の者

④小顔に興味がある者

⑤整体・スポーツジムなどに通っていない者

⑥美顔器・美容エステなど特別な肌ケアをしていない者

⑦現在他の試験に参加されていない者

⑧文書による同意が得られる者

施術方法

まず被験者からのヒアリングを行い、全身のバランスが整っていないとどういう症状が起こるかなどバランスの重要性を説明しながら歪の確認を行い、「腰椎矯正」、「仙骨へアプローチ」、「頭蓋へのアプローチ」の3つの手技を合計8分6秒行いました。

1
腰椎矯正
腰椎矯正
施術時間:6秒
2
仙骨へアプローチ
仙骨へアプローチ
施術時間:2分
3
頭蓋へのアプローチ
頭蓋へのアプローチ
施術時間:6分
施術時間は
たったの
86
※腕や肩、お腹や顔への直接的なアプローチ、痛みを伴う強い力での施術は行っておりません。

客観的指標の変化

試験内容

頭部周囲は左右耳上部を起点にメジャーで測定、可動域は首の左右旋回をデジタル角度計で測定、腕の左右の旋回を写真撮影より角度を解析、肩・腰の左右を筋硬度計NEUTONE TDM-N1で測定、前屈は床から中指までの距離をメジャーで測定、血流速度は血流スコープTOKU Capillaroで動画撮影し血流速度を解析、顔幅・腹部は3D画像解析装置VECTRA®Body(CanfieldScientific社)で撮影した。

試験実施中

腕を上げる・腰を曲げる動作において、1度可動させると短時間での2回目は可動域が拡がる可能性もあり1回測定とした。

また可動域においては無理して伸ばさずに引っ掛かり(違和感)・痛みを感じた部分で止めるように指示した。

評価方法

評価方法は、施術前と施術後の経時比較を行った。客観的評価として、頭部周囲は周囲径を求めた。可動域の首・腕は左右の測定値の平均値を求め、前屈は床から左手中指の距離を求めた。筋硬度の肩・腰は左右の測定値の平均値を求めた。血流速度は左手薬指の毛細血管の1本決め血流速度を求めた。

統計方法

各データは記述統計値(平均、標準偏差)とし、施術前と施術後の経時比較をPaired t-test検定で行った。解析ソフトはStatcel4を使用し有意水準は5%とした。

解析結果平均値(表)

①頭部周囲:cm

測定値
施術前施術後
56.67
±
1.81
55.93
±
1.81
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
-0.74
±
0.26
<0.01 ** -1.3%

②首可動域:°

測定値
施術前施術後
47.66
±
8.54
65.79
±
9.63
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
18.13
±
10.56
<0.01 ** 38.0%

③腕可動域:°

測定値
施術前施術後
114.73
±
15.12
131.77
±
20.94
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
17.03
±
25.59
0.02 * 14.8%

④前屈:cm

測定値
施術前施術後
18.53
±
5.43
5.30
±
5.77
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
-13.23
±
6.33
<0.01 ** -71.4%

⑤肩筋硬度:指数

測定値
施術前施術後
35.44
±
6.90
29.19
±
4.00
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
-6.25
±
4.94
<0.01 ** -17.6%

⑥腰筋硬度:指数

測定値
施術前施術後
24.11
±
2.71
21.07
±
3.95
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
-3.03
±
2.79
<0.01 ** -12.6%

⑦血流速度:μl/sec

測定値
施術前施術後
77.72
±
12.77
81.80
±
0.40
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
4.08
±
6.85
0.04 * 5.3%

⑧顔幅(口角起点):cm

測定値
施術前施術後
6.82
±
0.36
6.79
±
0.40
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
-0.03
±
0.17
0.50 n.s. -0.5%
No. 項目 測定値 変化量 p値 増減率
施術前 施術後 施術前-施術後 経時比較
1 頭部周囲:cm
56.67
±
1.81
55.93
±
1.81
-0.74
±
0.26
<0.01 ** -1.3%
2 首可動域:°
47.66
±
8.54
65.79
±
9.63
18.13
±
10.56
<0.01 ** 38.0%
3 腕可動域:°
114.73
±
15.12
131.77
±
20.94
17.03
±
25.59
0.02 * 14.8%
4 前屈:cm
18.53
±
5.43
5.30
±
5.77
-13.23
±
6.33
<0.01 ** -71.4%
5 肩筋硬度:指数
35.44
±
6.90
29.19
±
4.00
-6.25
±
4.94
<0.01 ** -17.6%
6 腰筋硬度:指数
24.11
±
2.71
21.07
±
3.95
-3.03
±
2.79
<0.01 ** -12.6%
7 血流速度:μl/sec
77.72
±
12.77
81.80
±
0.40
4.08
±
6.85
0.04 * 5.3%
8 顔幅(口角起点):cm
6.82
±
0.36
6.79
±
0.40
-0.03
±
0.17
0.50 n.s. -0.5%
平均±標準偏差、n.s.:p>0.05、*:p≦0.05、**:p<0.01

解析結果平均値(グラフ)

※番号をクリックするとグラフを表示します。
①頭部周囲
⑤肩筋硬度
②首可動域
⑥腰筋硬度
③腕可動域
⑦血流速度
④前屈
⑧顔幅

①頭部周囲(cm)

①頭部周囲(cm)

⑤肩筋硬度(指数)

⑤肩筋硬度(指数)

②首可動域(°)

②首可動域(°)

⑥腰筋硬度(指数)

⑥腰筋硬度(指数)

③腕可動域(°)

③腕可動域(°)
腕可動域の変化
腕可動域の変化

⑦血流速度(μl/sec)

⑦血流速度(μl/sec)
毛細血管の変化
毛細血管の変化

④前屈(cm)

④前屈(cm)

⑧顔幅(口角起点)(cm)

⑧顔幅(口角起点)(cm)

最も変化率が高かったデータ

頭部周囲径
-1.2㎝
size down
首可動域
30.35°
可動域 up!
腕可動域
84.5°
可動域 up!
前屈
-23㎝
可動域 up!
肩筋硬度
-21.33(指数)
柔らかさup!
腰筋硬度
-5.67(指数)
柔らかさup!
血流速度
14.42μl/sec
血流改善
顔幅
-0.25cm
size down

腹部横比較

腹部横比較

姿勢の変化

姿勢の変化

毛細血管の変化

毛細血管の変化

主観的指標の変化

試験内容

主観アンケートは身体のすっきり感について、身体のゆがみについて、動きやすさについて、不調箇所(身体全体を通して)について、首のコリ・痛みについて、肩のコリ・痛みについて、腰のコリ・痛みについて、顔幅についての9項目を被験者自身が行った。翌日、バランス矯正施術後に同様の測定を実施した。

評価方法

主観アンケートは「1点:感じない~5点:どちらとも言えない~9点:感じる」の9段階で評価した。

体験者15人アンケートデータ平均値(表)

①身体のすっきり感について

測定値
施術前施術後
2.87
±
0.83
7.73
±
0.80
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
4.87
±
0.64
<0.01 ** 169.8%

②身体のゆがみについて

測定値
施術前施術後
3.00
±
1.00
8.00
±
1.07
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
5.00
±
1.20
<0.01 ** 166.7%

③動きやすさについて

測定値
施術前施術後
2.93
±
1.03
8.07
±
1.07
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
5.00
±
1.20
<0.01 ** 175.0%

④身体の軽さについて

測定値
施術前施術後
3.00
±
0.85
7.93
±
1.03
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
4.93
±
1.16
<0.01 ** 164.4%

⑤不調箇所について
(身体全体を通して)

測定値
施術前施術後
2.80
±
1.08
7.67
±
1.11
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
4.87
±
1.30
<0.01 ** 173.8%

⑥首のコリ・痛みについて

測定値
施術前施術後
2.40
±
0.74
8.00
±
1.00
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
5.60
±
1.06
<0.01 ** 233.3%

⑦肩のコリ・痛みについて

測定値
施術前施術後
2.07
±
0.80
7.20
±
2.08
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
5.13
±
2.00
<0.01 ** 248.4%

⑧腰のコリ・痛みについて

測定値
施術前施術後
2.73
±
1.39
7.60
±
1.30
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
4.87
±
2.20
<0.01 ** 178.0%

⑨顔幅について

測定値
施術前施術後
3.27
±
0.80
7.47
±
1.19
変化量p値増減率
施術前-施術後経時比較
4.20
±
1.37
<0.01 ** 128.6%
No. 項目 測定値 変化量 p値 増減率
施術前 施術後 施術前-施術後 経時比較
1 身体のすっきり感について
2.87
±
0.83
7.73
±
0.80
4.87
±
0.64
<0.01 ** 169.8%
2 身体のゆがみについて
3.00
±
1.00
8.00
±
1.07
5.00
±
1.20
<0.01 ** 166.7%
3 動きやすさについて
2.93
±
1.03
8.07
±
1.07
5.00
±
1.20
<0.01 ** 175.0%
4 身体の軽さについて
3.00
±
0.85
7.93
±
1.03
4.93
±
1.16
<0.01 ** 164.4%
5 不調箇所について(身体全体を通して)
2.80
±
1.08
7.67
±
1.11
4.87
±
1.30
<0.01 ** 173.8%
6 首のコリ・痛みについて
2.40
±
0.74
8.00
±
1.00
5.60
±
1.06
<0.01 ** 233.3%
7 肩のコリ・痛みについて
2.07
±
0.80
7.20
±
2.08
5.13
±
2.00
<0.01 ** 248.4%
8 腰のコリ・痛みについて
2.73
±
1.39
7.60
±
1.30
4.87
±
2.20
<0.01 ** 178.0%
9 顔幅について
3.27
±
0.80
7.47
±
1.19
4.20
±
1.37
<0.01 ** 128.6%
平均±標準偏差、n.s.:p>0.05、*:p≦0.05、**:pp<0.01

100%の変化率!?

被験者の15人中15人が[顔が小さくなった]

[身体が軽くなった][歪みが改善された]と実感!

もともと肩こり・腰痛を感じていなかった1名の方以外、14人が肩こり、腰痛の改善効果を実感!

被験者15人アンケートデータ平均値(グラフ)

※番号をクリックするとグラフを表示します。
①身体のすっきり感について
②身体のゆがみについて
③動きやすさについて
④身体の軽さについて
⑤不調箇所について
(身体全体を通して)
⑥首のコリ・痛みについて
⑦肩のコリ・痛みについて
⑧腰のコリ・痛みについて
⑨顔幅について
身体のすっきり感について 身体のすっきり感について
身体のゆがみについて 身体のゆがみについて
動きやすさについて 動きやすさについて
身体の軽さについて 身体の軽さについて
不調箇所について(身体全体を通して) 不調箇所について<br>(身体全体を通して)
首のコリ・痛みについて 首のコリ・痛みについて
肩のコリ・痛みについて 肩のコリ・痛みについて
腰のコリ・痛みについて 腰のコリ・痛みについて
顔幅について 顔幅について

実感調査

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実感調査

考察

本試験は身体の歪み取りバランスを整えることによる身体への影響を検証しました。

首・肩・腰のコリ・痛みに直接アプローチする施術ではないため、可動域・筋硬度はバランスを観察するため、左右の平均値を採用しました。頭部はバランスが崩れていると左右のいずれかが大きくなっていて、それを整えると頭部周囲径が減少するか観察したところ、施術前より-1.3%(-0.74cm)減少が見られました。

主観的指標では100%(15名)が、顔幅が施術前より小さくなったと評価しています。

可動域では、首は施術前より38.0%(18.13°)可動域が拡がり、腕は施術前より14.8%(17.03cm)可動域が拡がった。前屈は施術前より-71.4%(-13.23cm)左手中指と床の距離が縮まりました。

15名中5名が床に左手中指が床に着くことが出来ました!

筋硬度は、肩は施術前より-17.6%(-6.25)硬さが減少し柔らかくなり、腰は施術前より-12.6%(-3.03)硬さが減少し柔らかくなりました。施術後の血行への影響を観察したところ、左薬指毛細血管は施術前より5.3%(4.08μl/sec)血流速度が速くなり、血流が良くなると毛細血管の形が整う・太くなる(濃く見える)といった現象が確認されました。

左右何れかの歪みを取りバランスを整えることでバランス矯正は、可動域・コリ・血行の改善が示唆されました。

 

※顔幅は元々10cmも無い小さな所なので、数値的変化は大きくはないですが、“形も大きく変わった為”、主観的指標では100%(15名)が、顔幅が施術前より小さくなったと評価しております。

結果

バランス矯正は、まず身体の歪みを取り除くことに主眼をおき、「腰椎矯正」、「仙骨へアプローチ」、「頭蓋へのアプローチ」の3つの手技を行うことにより、可動域・筋硬度・血行への改善効果が期待出来る。本試験参加の15人は経過観察期間の2週間において不調を訴える者はなく施術の安全性に問題はないと言える。

施術の安全性

参加者15名は2週間の経過観察期間において不調を訴える方はなく、施術の安全性に問題はない、と実証されました!

株式会社TFCラボの臨床試験監督 小島先生よりコメントを頂きました

私も施術を見ておりましたが、肩や首、腰などの部位を触らない施術なのに、短時間で、肩や腰などが柔らかくなり、可動域も上り、血行まで良くなったりと、全身に改善効果が見られたという所が冨田先生の手技の凄い所です。

今まで13年間臨床試験を行ってきましたが、実感調査ですべての項目において、ほとんどの方が100%効果を感じると言うのは非常に珍しく、とても驚いております。

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